『100円CD』

 といっても、ダイソーの物ではなくて、WAVEでワゴンに入れたCDを100円で売っていたから4枚ほど買った。
 最初に選んだのが"TC Islam and the Phunky Alien"の"Planet 2020"というアルバム。元々知らないから『それがどうした!?』という感じだが、Planet と Alienの2語で選んだ品物。まさか、ラップだとは思わなかった・・・・・。しかもバックは♪ピコーン ピコーンといった昔の宇宙サウンド風。そこにラップだもんなぁ。ノリもねぇ〜・・・。

 次に選んだのが、"Gordon"の"The BARETTA EP"というもので、タイトルからして、4曲入りシングルカット盤のよう。手にしたときに『ドイツのバンドなんだ?』と思い込んで買ったのだが、聴き始めたらヤワなパンク・ロック。しかも英語で歌ってるじゃないか!で、裏ジャケットをみるとドイツ語なんて何処にも見当たらず、あるのは英語ばかり。あ〜何処で勘違いしたんだろう?

 次がTHE PORT"の"a bird and me..."というこれも4曲入りシングル盤。
これは全曲英語の歌ながら日本のバンド。ここは気に入りましたよ!むか〜し、『イカ天』に出てた『リトル・クリーチャーズ』っぽい感じでとてもいい。1993年のものなので、今も活動してるかどうかは知らないが・・・。まぁ、元々知らないんだから今更という気がするが、今もがんばっていてくれればうれしい。
 
 最後が『周慧敏』の"The complete Suncity Years〜客席のヒロイン"という、どうもサンシティというレコード会社に在籍していた時のベストアルバムらしい。しかも、2枚組みで彼女の写真のピクチャーCD。(ベストアルバムの本道を行く感じだが、それでも、100円。)まぁ、2枚も必要ないとは思うが・・・。ちなみに、ヴィヴィアン・チュウと呼ぶそうで、香港出身の歌手らしい。(もちろん知らない。)歌詞は中国語と日本語が載ってて、ライナーが日本語というあたりに、『アジアの歌姫』らしさが伺える。『飛越?(病だれに風)人院』の訳が"CRAZY BOY"なのだが(多分そういう意味なのかな?)"SHUT UP!"の訳が『黙って!』には驚いた。『鏡上的唇印』は『鏡のキスマーク』。このあたりは原題⇔邦題ともに受け入れやすい。 どれも10年くらい前の作品だから安いんだろうが、とにかく4アルバムで400円じゃ『安い!』のひと言。とりあえず、車の中で聴いてます。