『夫婦の会話 その2』
 ゴールデン・ウィークの頃、レンタル・ビデオ屋さんに妻と一緒に行き、『なんかないかいな?』と探していたら、『ウッドストック』があったので、借りた。帰りに、『何借りたの?』と聞くので、『ウッドストック』と答えると、『なんかスヌーピーに出てくる犬みたいだ。』と面白いことをおっしゃる。名前は同じだけど・・・、釈然としないなぁ。
 別の日に、また二人でレンタル・ビデオ屋さんに行ったときのこと。『なんかないかいな?』と探して、『マイノリティ・リポート』でも借りようと思ってたら、『中古販売のところに、それあったよ。』というではないか。そのコーナーに行くと『電気グルーヴ』も300円で売ってた。『マイノリティ・リポート』は500円だが、これは2本組で300円。むちゃくちゃ安い。だから両方とも買った。家に帰ったら、『見ないの?』というから、『気を使って見ないんだ。』というと、『見ていいよ。』というので、見始めたら。『なんなの、これ?』と尋ねてくる。『ライブ。』というと、『ふぅ〜ん・・・。』『意外とかっこいいね。』というのだが、その言葉には、『でも、興味はないよ。』という雰囲気が如実に現れていた。5分くらい見て、止めた。
 またまた別の日、家族で出かけてるとき、カー・ステから流れていた曲に息子が反応し(普段後部座席から音を出していない、しかも、助手席に家族は乗らない。)、『変なの?』という。すかさず『パパの趣味だからね。』と妻が言う。それで会話は終わってしまった。電気グルーヴに失礼でしょう!
 先日、生協のカタログに70年代のポップスの2枚組CDがあったので、妻に頼んで買ってもらった。2週間くらいして届いた。車の中で、『聴かないの?』と聞くので、『聴いちゃおうかなぁ。』と思ったが、前回のこともあったので、『聴かない。』というと、『なんで?』としつこい。『聴かないほうがいいかな、と思ったから。』と言うと、納得したようだった。(このCDの曲目なんかは後日紹介しようと思ってます。)
 しっかし、趣味、あわないなぁ。
 
 まだビデオを観てないので分からないけど、この映画に出たという近未来の自動車です。フロントにレクサスのエンブレムが見えます。