『梅の実』
 実家に梅ノ木があり、実がなったので6月20日(日)に梅酒を漬けた。ちなみに、3年前から漬けてる。梅の実とホワイトリカーと氷砂糖だけなので、甘すぎるとか甘みが足らないとかいうレベルなだけで、ホワイトリカーと間違えて水を入れたとか、氷砂糖と間違えて氷を入れたとか、梅の実と間違えて松ぼっくりをいれたとか、よほどのことがない限りまずくはできないようだ。事実、それなりに飲めるものが出来てた。今年はどうかというと、ホワイトリカー1升は間違いないのだが、梅の量と氷砂糖のバランスは良くないかもしれない。まぁ、甘みが足らないような気がするが、それはそれで出来上がってからのお楽しみというものだ。3ヶ月後には飲めるようになる。
 ついでといっては変なのだが、余った梅のみで梅干も漬けた。ちなみに1kg強くらいなので、どういう風に出来るかはわからないけど、梅酢が欲しくてとりあえず漬けてみた。初めて漬けるからほとんど勢いになってる。そのくらいだから、漬けようとしたら、器がない。しかたなく容器を買ってきた。で、中に入れて重石(5kgのダンベルだ!)を乗せて、『こんなんで梅酢できるのかなぁ?』と奥さんに聞くと、漬けたことはないらしいが、『塩を入れなきゃだめでしょ。』という。『それじゃっ』とまたもや買い出しに。お店に行くと塩というのもいろいろあって、面倒なので『クッキングソルトで大丈夫?』と電話で聞くと、『粗塩でしょ。』という。そういわれちゃしょうがないから、粗塩を買う。粗塩を手に家に戻り、梅の実を並べた容器に塩をかける。が、容器をいくら振っても塩が梅の実にくっ付かない。『これじゃだめだ!』ということで、インターネットからの資料を見ると「焼酎を吹きかける」と書いてあった。だから素直に、梅の実を焼酎(これは買いに行かなくてもある。「泡盛で・・・」というのも頭をよぎったが、余計なことはしない方がいいかと思いやめた。)で湿らせ、塩に混ぜたらそれなりに満遍なく塩が付いた。『普通は梅干を漬けるといえば、色いろなものを用意して始めるものだ。容器を買いに行ったり、塩を買いに行ったり、どうやって漬けるかも知らないでよくつける気になる。』という奥さんの声も、始める前に言ってくれなきゃどうしようもない。とにかく、それらしい見た目にはなった。が、話を聞くとどうも塩加減を失敗したよう。まぁ出来上がらなくちゃわからないことだし、間違って美味しくできるかもしれないし・・・。
 とにかく、今年も楽しみが増えただけでも良しとしましょう。