『発想』(1/17)
 最近の車には走行距離のほかに「燃費計」や「瞬間燃費計」なんてのが付いてて、ガソリンを満タンにしたときに、走行距離をそれで割らなくても燃費がわかるようになってる。でも、走行距離÷ガソリン量で出た数字とはちょっと違ったりするのだが、これはこれでご愛嬌。さらに、走ってるそばから瞬時の燃費もわかったりする。「だからなんだ?」という気もするけど、なんとなく気になる。
 で、うちの車にも着いてて、ティーダは、「瞬間燃費30.0km/L」「平均燃費13.5km/L」なんていう風に表示される。これは「仰るとおり!」というくらい分かりやすい。瞬間燃費は、30.0km/Lが表示の上限のようだ。このまま走れれば1リッターで30km走れるのだが、この車じゃ無理だわな。
 メガーヌの方にも「瞬間燃費」「平均燃費」が出るけど、こっちは「使用ガソリン量」や「1時間あたりの平均速度」、「続行可能走行距離」なんてぇのまでわかる。それがこんな風(↓の画像)に表示される。左の画像が燃料消費量で22.5リットル使ったということ。真中が平均時速で32.0kmということ。右側が燃費なの。で、これをずっと1リットル当たり9.0km走ったんだと思ってた。で、ガソリンを入れて燃費を計算すると11kmは走る。ずいぶん違うもんだと思って、マニュアルを見てもやっぱり「燃費計」と書いてある。ずいぶんと誤差があるもんだと思ってたが、運転してる時に何気に気がついた。「もしかして、100km走るのに9リットル使ったってこと?」って。そこで計算してみた。100km÷9リットル=11.11km/L。これなら実燃費と同じような数字だ。「なぁ〜んだ、そういうことだったんだ!」と発見した嬉しさに感動したもんだ。しかし、今までずっと勘違いして見てたこの2年間は、このコンピューターにとってなんだったんだろう?
 それにしても、「100km走るのに9リットル使った。」って何のために使ってるんだろう?9リットルあればあと100km走るよってこと?う〜ん、わからん。さらに、「瞬間燃費計」も同じで、「100km走るのに6リットル使ってる。」っていう表示。これなんて、こういう風に教えてもらっても、なんの役に立つのかわからん。悩むなぁ〜。
 結局、こういうのって国民性なんだろうなぁ。この発想はボクにはピンとこないのだ。