『行ってきたぜ!プログレフェス』
 8月25日(土)「プログレッシブ ロック フェス 2012 @日比谷野音」にミチヒコちゃんと行った。フェスと云っても出演するのは3バンドで、ゴブリン(知らない)、ヴァンダー・ダー・グラフ・ジェネレーター、ジェームス(略してVDGG)、バークレイ・ジェームス・ハーベスト。VDGGを見たいと思って行こうと決めたのだ。ちなみに聴いたことのないバークレイ・ジェームス・ハーベストは、名前からしてサザンロックのバンドだと思ってた。アベレージ・ホワイト・バンドも思い浮かべたりしたけど、まさかプログレバンドとは思ってもいなかったぜ。
 ということで、久保村君に話をすると、「いいや。」と、冷たい返事。久保村君が行かなきゃ、誰が行くねん!と思ったが、矢沢永吉@東京ドーム、セシル・テイラー+山下洋輔に一緒に行ったミチヒコちゃんがいるではないか。
 で、話をすると、「いいよ。」とレスポンスのいい返事。やっぱりミチヒコちゃんはすごい!
 これだけではなんなので、他にも何かイベントないかとネットで調べたら、鋤田正義写真展がパルコと恵比寿ガーデンプレイス「東京都写真美術館」でやってる。ちゅうことで、恵比寿ガーデンプレイスで写真展を覗き、プログレ開演まで酒を飲んで時間を潰すことにした。
 では、どこで飲もうかネットで調査。なるほど、なるほど。

 まず、昼ごろ、恵比寿の鋤田正義展に行く。有名なデヴィッド・ボウイやマーク・ボランの写真のほかにも、忌野清志郎、パンタ、シーナ&ロケッツ、サディスティック・ミカ・バンド、YMO、レイ・チャールズなどなど、しかも、アルバムジャケットに使われたものが多数。それはそれはすごいったらありゃしない。
 ボウイがするいろいろなポーズを何枚も何枚も撮った連続の写真が展示されていた。何枚もあるうちの1枚が「ヒーローズ」のアルバムジャケットになった。二人の感性が一致したんだろうな。

 そんな写真展に感動して、そのまま「エビス オイスターバー」へ。牡蠣とビールのセットと4種のチーズピッツァで、もちろんビールはお代わりして、喉の渇きと減った腹を癒す。とりあえず、復活したので有楽町へ。ネットで調べたガード下の「まんぷく食堂」へ。鳥軟骨揚げとゴーヤチャンプルをつまみに、ホッピーとトリスのハイボールを、店の周りの古〜い映画ポスターを見ながらあおって、「次の銀座ライオン」へ。ここで、5時15分の開演時間を待ちながら、ビールをまた飲む。

 野音に行く途中で、ビールとカップに入ったロックアイスと水とブラックニッカのポケット瓶を購入。これを、気が利くボクが持ってきたソフトクーラーバッグに入れて準備万端。さぁ、会場の野音に着いて、当日券を購入して会場へ。ネットで見てたら、「空席あり」の状態が続いていたが、なるほど、納得。
 まずは、バークレイ・ジェームス・ハーベストが登場。同時に、持参した裂きイカをつまみに、ビールを飲みだす。これが野音のいいところなのだ。やや牧歌的な音楽のあとに、BDGG登場。こっちもウィスキーの水割りに移行。メインのピーター・ハミルもすっかりおっさん。でも、プログレバンドの有名どころやっぱり違う。この手の音楽は好きだなぁ。最後にゴブリン登場。イタリアのプログレバンドで、映画「サスぺリア」のサントラを担当したらしいけど、ホラー映画は嫌いなので知らない。とは云え、「チューブラーベルズ」のライブは持ってるのはどうしたことだ?それはさておき、このバンドはハードロック的な音づくりのプログレバンドだ。で、ここが一番長く演奏していた。アンコール要求する前にアンコール曲やっちゃうし。他のバンドはアンコールに応えることもなく終わっちゃったのに・・・。まぁ、ステージ交換に時間がかかるから構ってくれないんだろうけど。ゴブリンの頃は途中で寝ちゃったりしたけど、久々のライブを楽しんだ。
 ミチヒコちゃん、お疲れ様でした。帰りは家まで送ってもらっちゃって、ありがとうございました。懲りずにまた付き合ってちょうだいね。