『雪』
 1月23日夜、雪が降った。
 24日の朝、外は一面の雪化粧。
 朝6時。息子を守谷駅に送って行く。路面は凍り、10台ほど前の車がT字路の中で事故ったようだ。先頭のトラックは前に進むことができない感じだ。だから、後続車は全然動かない。左側車線はボクの車の左前側に停まってるトラックが先頭で、信号までの100mほどは空きスペースになってる。それでも前の車が左車線にでないということは、全然通れないんだろうと思っていた。ところが10分ほど経った頃、4台前の車が左車線に出て、信号を抜けて行った。???。行けるなら最初から行けぇ〜!するとすぐ後ろの車は前に詰めた。あれ?左に出ないの?ボクの隣はまだトラックなので、左車線に出られない。するとボクの2台前がなんとか左車線に入る、続けて前の車が左車線に。当然ボクの車も左車線を通って、信号を通過。軽自動車がトラックに追突したようだが、左に寄って停まっていたので、こんなに渋滞にならない感じだった。事故車の前でトラックがチェーンを付けていた。高速に乗るんだろうな。ゆっくり走ると次の十字路でも軽自動車がトラックに追突していた。ここは左に寄っていて、通行の邪魔にはなっていなかった。普段は10分も走れば着くのに、40分ほどかかって駅に到着。帰りも混んでる。途中から裏道に逃げて帰る。往復1時間もかかってしまった。
 さて、出勤だ。いつものように走り出すと、県道に出るところで渋滞。思わずUターンして、国道に出る。ゆっくりだけど、こっちの方が流れている。ところが、上り車線は全然動いてない。上り車線に知り合いを発見。事故があったことを伝えると、もう30分も動かないでいるとのことだった。国道から県道に戻ると、流れが遅い。県道も上り車線は全然ダメ。
 前方の方が信号待ちのため、停車。すると、ガッタンという大きい音と同時に身体が揺れた。何だろうと思ったら、後ろからの追突。見ると外国人。「しょうがねぇなぁ〜。」と思いながら外にでると、路面が凍ってて転びそうになった。運転手のところまで行くと、すまなそうな顔して日本語で謝ってる。保険に入ってるか聞くと『入ってる。』と云うので、一安心。警察に連絡すると、みんな出払ってて1時間くらいかかるとのこと。このままでは通行の邪魔なので、左側の駐車場に入ることにしたら、その車は歩道へのスロープも上れない。ふざけてるのかと思ったら、スリックタイヤのようなツルツルのノーマルタイヤ。本人も、「これ危ない。」などと今更ながらに反省してる。とりあえず、左に寄せて後続車を流す。保険に入ってるなら早く呼ぶように伝えて、警察と保険屋が来るのを待つ。右手にも駐車場があったので、「あそこに入れる?」って聞いたら、「あぶない。」なんて云うので、そのまま車道にいることにした。すると、電話をしていた運転手が電話を代わってくれと云うので、代わるとまたも外人。保険屋も外人?と思って、「この人だれ?」って聞くと、「通訳」と云う。通訳なんていいから早く保険屋呼べよぉ〜。通訳が云うには、道が混んでるので着くのが遅れるということなのだ。なんのかったか分からんが、とにかく通訳が来るようだ。運転手も日本語は上手なのだがやっぱり違うのだろう。警察が早めに到着。「2時間かかって出勤したと思ったら、即現場に行けということなんだ。」「あれ?見たことあるナンバーだと思ったら、自分のと同じだ。」などと気さくなおまわりさん。そこへさっきの電話の主、通訳が登場。なんだかよくわからんけど、いつになったら保険屋くるんだ?調書をとってると電話がなった。近くで事故があったようで、そっちにも行かなきゃならなくなったようだ。こっちはもう終わったようで、相手に説明してくれて、おまわりさんたちはバイバイ。通訳に保険屋はいつ来るのか聞くと、来ないとの返事。じゃ、ボクも自動車屋さんに電話で状況を説明して修理を依頼しておいたので、保険屋に自動車屋とちゃんと連絡取るように伝えて、寒い路面から撤収。
 昼ごろ、保険屋から、サイズは同程度になりますが、そのほか禁煙車か喫煙車かなど代車を用意するための確認の電話が来た。禁煙車でスタッドレスと伝えると、「スタッドレスですか。」というので、「履いてるんだも当然でしょ。」というと、「レンタカーが残ってるかどうか・・・。」と心配していた。「もしもの時は、サイズが小さくなっても大丈夫ですか?」というので、それは構わないと返事した。すると、喫煙車なら2日後、禁煙車だと月末か来月頭にならないと用意できない旨連絡があった。そんなに長くしてても仕方がないので、喫煙者でも構わないことにした。車種はアクセラだそうだ。我が家に2台目の代車が来る。ちなみに1台目はヒュンダイセダンなのだ。