| 『渡辺貞夫と山下洋輔 at 日比谷野音』 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 今日、平成25年（20013年）7月27日は渡辺貞夫と山下洋輔のライブ。世界の二人が日比谷野音で「日比谷野外音楽堂90周年記念」イベント 『真夏の夜のＪＡＺＺ〜渡辺貞夫・山下洋輔 夢の競演〜』なのだ！ ということで、早くから計画して、朝から都電荒川線に乗って、お茶の水に行って、有楽町に行って、野音に行ってと計画していたのだ。 で、当日の朝、９時３０分には友だちのミチヒコちゃんと三ノ輪に居た。今日も暑い。が、そんなこと云ってないで、さぁ、都電に乗るぞ！と三ノ輪の商店街を歩いていたら一駅歩いて荒川一中前に到着。一日乗車券を買って、さぁ行くぞ！巣鴨を目指したけど、「宮の前」で下車。神社やらなんやらのなんやらが太夫とどうしたこうしたという話の人の南下があるところへ行ったのだが、何だかわからないまま結局都電の旅に戻ってしまった。そのまま都電で巣鴨に向かい新庚申塚で下車。有名人のお墓を見ながら巣鴨のとげぬき地蔵へ。境内で団子を買い、食べながら近くの中華屋へ昼食に。ちなみにこの店は巣鴨では超有名で行列のできるカレーうどんの店のお隣です。レバニラ定食と回鍋肉定食を頼んで、これをつまみにビールを飲んで一息ついた。昼食ご巣鴨の商店街を巣鴨駅に向かって歩いていたら、甘味処があった。氷の文字に引き寄せられてあずき氷を食べた。美味しかったなぁ。かき氷を食べるのも久しぶりのことだ。ちなみのミチヒコちゃんはクリームあんみつ。食べ終わって重いと云ってた。で、そんなことをしているうちに都電で先に進む気が失せてしまい、雨がぱらついてきたのでお茶の水へ。「湯島聖堂」と「神田明神」に行って、ついでに「銭形平次碑」へ。平次の隣にハチの碑も並んでた。、4時過ぎに有楽町のガード下へ。時間までホッピーを飲んで、5時20分ビールとつまみをコンビニで買って会場へ。 5時30分開演。まずは山下洋輔の部。ピアノ＋ベース＋ドラムのトリオ。続いて寺久保エレナが加わったカルテット。エレナに代わって菊地成好とのカルテット。菊地が入ると俄然、ボクが知っている山下洋輔らしくなる。最後は、２ホーンの山下洋輔スペシャルクインテットで１時間の演奏を締めた。でも、ボクの中の山下洋輔トリオは山下＋坂田＋小山彰太なんだな。残念なことに森山さんはリアルタイムじゃ聴いていなかったのだ。念願がかなったのは「山下洋輔トリオ復活祭」の時だった。
２０分ほどステージ交換のための休憩が入り、渡辺貞夫が登場。さすがナベサダ、初っ端から安定したノリのいい演奏が始まる。ミチヒコちゃんも満足のようだ。が、ここでゲリラ豪雨。しかも雷のおまけつき。ここでぬかりなく持ってきた合羽を手際良く着て聴き続ける。ステージ上は雨が吹き込みもう大変。それでも演奏は止まない。雨は止んでほしいのに・・・。ピアノはビニールをかけられ、浅草の露店のような状態だ。思い出すのはグランド・ファンクの後楽園ライブ。と云っても行っていないんだけどね。そんな中、１時間の演奏が終わった。
ここで、ボクは祈ったのだ。「山下洋輔と一緒にやってくれ！」って。
そしたらなんと、山下洋輔スペシャルクインテットが再登場（ドラムは同じ人）。あ〜、目の前で、渡辺貞夫と山下洋輔が一緒に演奏している。こんな風景を見られるなんて今まで想像もしていなかった。ピアノは二人で連弾。めちゃくちゃ楽しそうな山下洋輔。ホーンも３本。ナベサダも楽しそうだ。降りやまない豪雨の中で歴史に残る演奏が終わった。
ビショビショになったけど興奮の方が強かった。あ〜、満足満足。興奮冷めやらぬ中、駅に行くと、みんな合羽を脱いでいた。そりゃそうだ。ボク達も合羽を脱いで電車へ。
帰りに北千住に寄って、以前ミチヒコちゃんと行った「セシル・テーラー 山下洋輔 デュオ・コンサート」の時にライブの前に飲んでたチェーン店があったのでそこでまたもやちょいと飲んで帰宅。
翌日、ネットを見ていたら渡辺貞夫も「楽しかったね。」とフェイスブックで云ってました。
ちなみに、この日は隅田川の花火大会で、７時３０分過ぎに中止。大会初のことだそうだ。朝日新聞には「野外ライブ７５人体調不良」って書いてあったので、「昨日の野音で？」と思っていたら、アイドルグループ「ＮＥＷＳ」だってさ。「おじさんたちは朝から夜まで元気なのに、若者はダメだなぁ。」と妻が嘆いておりました。
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