『松阪牛と和歌山ラーメンと大阪たこ焼き』(11/20〜23)
 前回『飛騨高山〜富山』へ行って以来、丁度丸3年経った旅行会が今年開催。前回の飛騨牛に続いて松阪牛を食べに20日から22日の2泊3日で松阪〜那智勝浦〜大阪の旅へ。今回は初の鉄道利用の旅なのだ。
 
【初日:11月20日】
 朝5時30分にボクが家に迎えに来てくれた車に乗り込んで全員集合。つくばエキスプレスと京浜東北を乗り継いで東京駅へ。
 とりあえず「腹が減っては戦ができぬ」ということで、東京駅で朝食。ビールを飲みながら朝粥定食が来るのを待つ。朝からビールというのもちょっと考えてしまうが、飲めば飲めるもんだし、けっこういける。お粥はそれなりだったけど、白飯はえらくまずかったようで、小さい茶碗を見て「おかわりできるのかな?」と云ってた人が半分も食べられなかった。そういえば、ご飯が死んだような色をしてたっけ。食事を済ませ、2時間ほど新幹線に乗り名古屋へ。名古屋駅でレンタカーに乗り換え松阪に向かう。12時30分ごろ昼食。もちろん目当ては松阪牛。その前にビールとついでにワイン。ボージョレ・ヌーヴォー解禁の日だったけど、その類は置いてないといわれたが、やっぱ赤ワインをオーダー。網焼きのフィレも悩んだけど、せっかくなので、サーロインのステーキにした。さらに300グラムをオーダー。なにせ500グラムのステーキ御飯付きを完食した経験を持つつわものが居るので、負けじ魂をだしたりしてしまった。でも、なんか油っぽかったなぁ。
 昼食を済ませて、ホテルに向かう。今日の宿は那智勝浦。洞窟風呂が有名らしく、着いて風呂に入り、夕食後に入り、朝起きて入った。で、夕食は、とりあえず用意されてるものの他にバイキング。レタスのサラダをつまみにビールと焼酎を飲んでた。焼酎は「熊野水軍」という名のとおり、地元の焼酎。名前からして勇ましい。テーブル席の大きな食堂で飲食していた他の人たちはほとんど帰ってしまった。
 「何時までやってるの?」
 「9時までです。」
 「まだまだ飲めるんだ!」 と言った途端、店のおばちゃんの顔は迷惑そうな顔になり、その後は一言も話さなかった。
 最後の最後に部屋を出るとき、半分ほど残った焼酎を部屋に持ち帰ったが、飲まずじまいだった。

東京駅での朝食は健康的にお粥。 迫力の松阪牛サーロイン300g ホテルの夕食は・・・。

【2日目:11月21日】
 早くに目が覚め、露天風呂に入って部屋に戻ると丁度朝日が昇る時間だった。せっかくなので部屋から撮ったのがこれ。
 今日は、紀伊半島をぐるっと回って大阪へ行く。ホテルでバイキングの朝食。コーンフレークスが美味しかった。というと、ホテルを馬鹿にしてるようだけど、これが一番美味しかった。ホテルを後にし、すぐ近くにある、「那智の滝」も「那智大社」も「熊野古道」にも寄らずひたすら和歌山を目指す。こりゃ、個人的に来ないと観光はできないな。目指す和歌山といえば和歌山ラーメン。ということで、昼食はラーメンにした。キレイに澄んだスープなのかと思ってたらぜんぜん違ったっけ。おでんの鍋が入り口にあり、テレビで見たことがある風景だ。やっぱり牛筋を食べる。これはイケた!写真にはないが、ラーメンといえば餃子。もちろん餃子も食べた。餃子といえばビール。当然、ビールも飲んだ。
 昼食を済ませると、またまた、大阪を目指す。
 大阪に着いてしばしの間ゲームで時間をつぶしてると飲みたくなる時間になり、御堂筋を渡って居酒屋さんへ。初めて食べた「ほっけ」の刺身が最高に美味しかった。名前を忘れたけどお酒も美味しかったな。夕食後、モギさんと街をぶらついた。イケベ楽器の心斎橋店があった。息子にピックを2枚買った。1枚はイケベ楽器の246ギターのピック。”ROUTE 246 GUITARS”と描かれた裏に「06−6212−2460」の電話番号。なんか変な感じで気に入ってしまった。青山通りと大阪の電話番号が一緒になってるんだもんね。でも、息子は「こっちは要らない」というし、ハードで使いにくいので、ケータイのストラップに変身した。で、部屋に帰って風呂入って寝た。
ホテルの朝食 昼食は和歌山ラーメン ラーメンとおでんはセットのようだ

【3日目:11月22日】
 とうとう帰る日になってしまった。とりあえずホテルの朝食は、パンと葉っぱしかない。あとは、牛乳、ジュースにコンソメスープとヨーグルト。寂しいといえば寂しいけど、まぁ、これだけあれば十分といえば十分なのかな?
 とりあえず、なんばへ行く。街をぶらついてたら、朝から客が並んでるたこ焼き屋があったので、モギさんにご馳走になる。いやぁ〜、熱かったこと。でも、たこはでかいし、美味しかったなぁ。グリコは相変わらずそのままだけど、「くいだおれ」の前には「くいだおれ太郎」がいなくなっちゃった。あまりに寂しいので『ぼちぼちいこか』(by上田正樹と有山淳司)のジャケットを見ながらCDを聴き始めたのさ。コバヤシ君と「夕べもここへ来ればよかったね。」と話してた。いやぁ、ここは面白かったなぁ。でも、半日居れば十分かな。
 昼食は駅の中華屋でやっぱりビールを飲みながら。新幹線に乗り込めばあとは東京駅に着くのを待つばかり。旅の疲れで小一時間寝てしまったので、飽きれることもなく到着。山手線とつくばエキスプレスを乗り継いで守谷駅へ。守谷の蕎麦屋で山返し。天ぷらなんかをつまみに酒を呑んで、蕎麦をたぐって帰宅。

 おかげ様で楽しい3日間でした。また2,3年貯めて豪勢に行きましょう!
ホテルの朝食 なんばで食べたたこ焼き 有名ななんばのグリコ
「くいだおれ太郎」のいない「くいだおれ」 一応「かに道楽」も。 夕食を兼ねた山返し