『しまなみ海道 =尾道〜松山へ=』
 今年のGWは、『しまなみ海道だ!』 今回は、妻のお友達の渡辺さんと。行った先での楽しいことは、松山に単身赴任中のご主人にいろいろセッティングしてもらった。では、2泊3日の旅、はじまり、はじまりぃ〜。

【5月3日】
 新幹線ホームで渡辺夫人と合流し、6時30分の東京発「こだま」に乗って一路福山へ。とりあえず、お腹がすいたので売店を覗くと「東海道」というお弁当があったので購入。食事を摂りながらの電車旅も快適快適なのさ。 10:13に福山駅に到着。そのまま急いで在来線に乗り換える。これを逃すと20分待ちになってしまうので走る。尾道に10:30頃到着。ここで渡辺ご主人がレンタサイクルを用意して待っていてくれた。レンタサイクルは、MTB1台にシティバイク3台。オフタイヤのMTBをボクが使用した。これがフルサスなのだ。フルサスは乗りなれていないと云うより、少し乗ったことがある程度なので、乗りだしのぐにゃぐにゃ感には驚いたが、凸凹を拾わないのは流石だった。まぁ自転車紹介はそんなところで、さぁ出発!
 最初の向島へは自転車は橋を渡れないのでフェリーで渡る。ほんの100mくらいの所だけど、自転車を担いでは泳げないのでしょうがない。
 向島に上陸すれば、あとは自転車乗り放題なのだ。しまなみ海道サイクリングロードは路肩の白線に並んでブルーの線が引いてある。それを目印に走れば迷子になることもない。『なんて素晴らしい道案内なんだ!』と感心した。道も上り坂になり、とてもきつくなった。妻は降参して降車。渡辺さんが先を見に行って戻ってきた。『もうすぐ。』という言葉かと思った、『道が違ってる。』というので、振り向いて上り坂から一転下り坂へ。これは楽ちん。火野正平曰く『人生 下り坂 最高。』の言葉が胸に響く。下へ降りると、青い線は右に曲がってた。う〜ん、この道を見逃したのは、トップを走っていたボクの責任です。反省。
因島大橋を渡り因島へ。ここで「はっさく大福」を食べて、ランチをとる。エネルギーも補給して生口橋を渡り生口島へ。ここで一泊なので、とりあえず宿へ。荷物を置いて観光へ。すごいお寺さんへ。大理石のところは感動ものだ。誰でも撞ける鐘があったので、ついつい鳴らす。で、宿に戻って風呂に入り、夕食へ。お酒を頂きながら食事も美味しく食べたけど、量が多かった。それでも、部屋に戻ってまたみんなでお酒を飲んでしまったのさ。
6:30東京駅発こだま 駅弁その名も東海道 ただの幕の内 尾道駅に到着
フェリー乗り場 間違って上った坂道。戻るのは楽。 向こうに見えるは因島大橋。
因島大橋を走る 名物はっさく大福 向こうに見えるは生口橋。
生口橋を走る アイスのパン
【5月4日】
 今日は途中で遊覧船に乗るので、そこまでは時間に間に合うように行かなきゃならないので、朝早めに宿を出る。多々羅大橋を渡り大三島へ。今日は道を間違えることなくスムーズに走る。大三島橋を渡ると塩で有名な伯方島へ。途中休憩で伯方の塩ソフトクリームを食べる。伯方・大島大橋を渡り大島へ。ここで来島海峡大橋の袂でBBQでランチをとり、遊覧船へ。この遊覧船が飛ばすこと飛ばすこと。小気味がいいくらい飛ばす。しかも小1時間も海上を滑るのだから気持ちがいい。陸・海と楽しみ、最後はしまなみ海道最長の橋来島海峡大橋を渡って四国へ。瀬戸内海の島々を見ていると、村上水軍なんかが活躍したのもよ〜くわかりました。サイクリングのゴール地点「サンライズ糸山」で自転車を返し、渡辺さんの車でマンションへ。一休みして街に繰り出す。とりあえず汗を流しに道後温泉本館へ。ところが順番待ちの行列が・・・。ということで、別館へ。中は渡辺さんが云ってたように銭湯でした。みかんの石鹸で汗を流し、風呂上がりに名物のじゃこ天をつまみにビールをキュッと。その後、予約してあるお店で、地ビールやら地酒やらを堪能。帰りにからくり時計を見てマンションに。またまたワインやら焼酎をごちそうになって就寝。
部屋から港が見える 宿の前に停めてたレンタ君 向こうに見えるは多々羅大橋
向こうに見えるは大三島橋 大三島橋を走る 向こうに見えるは伯方・大島大橋
向こうに見えるは来島海峡大橋 昼食のBBQ 来島海峡大橋
遊覧船に乗船 ドックに連れてってくれた 来島海峡大橋を下から覗いたぜぇ
サイクリング終点のサンライズ糸山 渡辺さんのマンションから松山城を 道後温泉本館
道後温泉別館『椿の湯』 坊ちゃんに登場する面々 お店の地ビール
お店の地酒 仕掛け時計
【5月5日】
 早めに起きて道後温泉本館へ。ところが開いたばかりでもう行列。30分待ちだと云う。そんなに待ってまで風呂に入りたくない。周辺を散歩してたけど、渡辺夫人がどうしても風呂に入れたいと云う。そんなに身体が汚い訳ではないのだが、やっぱり風呂を見てくのが観光の一つということらしい。で、ならんで入った。湯船に入ってしまうと昨日の別館とさほど変わらないが、やっぱり本館なのでありがたみが違う。『千と千尋の神隠し』のモデルとなった建物だからね。人っプロ浴びて、上りにフルーツ牛乳を飲み、一旦マンションに戻り近くの神社にお参りに行ってから街に繰り出し朝食。その店の名物が分厚いパンケーキ。お腹をいっぱいにして松山城へ。すごい立派なお城でした。あっという間の松山ステイ。渡辺ご夫妻とお別れして、帰路は飛行機で。富士山が綺麗に見えました。

 ということで、念願の「しまなみ海道」サイクリングができました。ひたすら走るというよりも、景色を楽しみながら走るのが正解のコースです。レンタサイクルでのんびりとが手軽です。ドロップハンドルだと景色を見るのにどうかな?という感じです。また、遊びに行きたいなぁ。
道後温泉本館を上から望む 道後温泉本館の裏側 路面電車
分厚いパンケーキ 松山城 松山城からの望む街の風景(ART)
飛行機から見た富士山 羽田空港の江戸小路